J’ATTENDRAI
映画「永遠のジャンゴ」の公開まであとわずかです。
楽しみですが、公開初日に観に行けそうにないです。
で、本物のジャンゴ・ラインハルトが写ってる映像が何個かあるのですが、
一番有名なのは1939年の映像でしょうね。
1939年といえば、
ドイツのポーランド侵攻により、イギリス・フランスがドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まった年であり、
私の父が生まれた年、
であります。
この映像でジャンゴが弾いてる曲が、”J’attendrai(待ちましょう)”
この曲はもともと1936年に’Tornerai(君は帰って来るだろう)’としてイタリア語で書かれたのですが、
フランス語版やドイツ語版も作られてヒットしたようです。
楽譜ではメインタイトルは”Au Revoir(さようなら)”で、”J’attendrai”はサブタイトルですが、
この曲をフランスでヒットさせたRina Kettyの1938年の78回転レコード盤面を見ると逆で、
メインタイトルは”J’attendrai(待ちましょう)”で、”Au Revoir(さようなら)”はサブタイトル。
ジャンゴは1939年の映像の前の1938年にヴァイオリン奏者のステファン・グラッペリのピアノ伴奏でこの曲を録音している。